ミュージシャンのイジメ問題が炎上していることについての私見
私見とか書いたが大した内容ではない。
イジメの内容については知らないので、特に言うことは無い。
イジメを行った人が正しくないのは、当然の事だろう。
しかし、このように過去に問題を所有しているという理由で他人を攻撃することに正義があるとは思えない。
イジメのきっかけは必ずしも相手が不快であるからというような、身勝手な理由から始まるわけじゃない。
例えば、その人物が間違いを犯したからというような理由から始まる事もあるのだ。
要するに私が言いたいのは、大勢が個人に対して私刑的な批判をしている今の状況もイジメと何も違わないだろうという事だ。
自分も最近は個人的な感情で、どうのこうのと怒りを爆発させてしまっている。
反省するべきだとは思うが、そんなに簡単でもない。
客観的にみれば、もう少し思慮深くあるべきだと思えるが、感情の中にいる時にはそのようには思えない物なのだ。
そう考えると、集団で非難をしている暴徒に見える人々にもちゃんとした理屈はあるのだろう。
イジメを許せないと感じる心は正しい物なのだから。
ネットの構造が人間の問題点を強化していると感じる事がある。
例えば、人がコメントを打つときそれは個人的な行為に感じられる。
自分一人で自分の端末だけを見て、自分のスペースだけに言葉を入力する。
こんな小さな言葉には力がないと感じるからこそ、過激になったりもする。
しかしそれは自動的に集約されて川になる。
そうして小さな怒りが暴力になるわけだ。
ここで賢振った人間なら、使う側が賢くならないと、とかいうと思うが私はそれは無理だと思う。
人間が理性ですべてをコントロール出来るわけがない。
人間の愚かさを舐めてはいけない、人間も行動に習性のある動物なのだから。
それこそ暴力的な天才がネット世界をもっと人間に適した物に変えてくれればよいのにと思う。
そうすれば、ネットの中傷なんかで人が死ななくて済むのに。